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第1回 研究会レポート
上智大学・ベネッセ英語教育シンポジウム2018開催報告(速報)
「コミュニケーション活動につながるプラクティスと教師の働きかけとは」


当日の様子1210_01

「新学習指導要領が目指すこと」

発表者:吉田 研作(上智大学)


「『英語学習に関する継続調査』から考える指導の在り方」

発表者:根岸 雅史(東京外国語大学)/酒井 英樹(信州大学)


「授業の中でどうプラクティスとコミュニケーション活動をつなげるか」

発表者:谷口 友隆(相模原市立大野南中学校)


「授業の中での教師の英語での働きかけを考える」

発表者:長沼 君主(東海大学)/工藤 洋路(玉川大学)/
 津久井 貴之(お茶の水女子大学附属高等学校)


「新教育課程にむけて〜よりよい指導を考える〜」

発表者・登壇者:吉田 研作(上智大学)/田中 茂範(ココネ言語教育研究所)/
 根岸 雅史(東京外国語大学)/アレン玉井 光江(青山学院大学)/
 金森 強(文教大学)


参加者の皆様の声(アンケートから)

「シンポジウムで一番心に残った気づきや学び」として書いてくださったものから
 一部コメントをご紹介します。


  • 【小学校教員】
  • ・「生徒をどれだけ知っているか」という言葉が強く印象に残りました。
  • ・"コミュニケーション"という定義がかつてより本当の意味で"コミュニケーション"と呼ばれるようになっているように感じた。その上で多くのアイディアを知れて非常に有意義でした。

  • 【中学校教員・中高一貫校教員】
  • ・明日の授業からすぐに実践できそうな「小さな工夫」のヒントをいただきました。少人数授業を行っており、他のクラスとの兼ね合いから自クラスだけ独自の方針ですすめることはできません。今日学んだことを他の先生方と共有して自分たちの授業について考え直したいと思います。
  • ・スプリクトを書く、発問を考えるなど今までやってきた中で「ありがちなシチュエーション」が授業の中で見せられた時はどきっとしました。同時にどう改善していくか方向性が見えました。
  • ・生徒たちが自ら話したくなる環境、状況を授業の中でつくっていくこと。つい教えてしまうことが多くなっているので。使うことで学ぶ方が気づきもふえ楽しく力をつけていくことができるはずだ。

  • 【高校教員】
  • ・高校でコミュケーション英語の授業を担当しています。これまで授業を一方的に進めがちだったと感じたので、生徒とのやり取りをどんどんやっていこうと思います。
  • ・コミュニケーション能力の育成につなげるための(目的が有る)インプットとアウトプットのバランス等を気づけました。

  • 【教育行政関係者・研究者・大学教員】
  • ・教室はコミュニケーションの場であり、生徒同士、生徒と教師の学び合いの場であること。そして教室で学んだことは、教室の外にも広がっていくということ。教師は率先して教室内のコミュニケーションを活性化させるとともに、生徒たちに「学んでいること」と「社会のつながり」を示すことが大切である。
  • ・谷口先生の授業で英語を使うことを楽しんでいる生徒たちの姿が大変印象に残りました。
  • ・フィード・バックはerror correctionだけでない 生徒に寄り添うという言葉。

  • 【学生】
  • ・方法ありきではなく、どのような生徒を育てたいのか、そのためにどのような活動をすべきといったことを考えながら、授業にすべきだということ。
  • ・場面設定をする際に、子どもたちは本当にこのような日常を送るのだろうかということを考えていく必要があると思いました。

  • 【民間企業】
  • ・言語は意味のある文脈の中から育つということ、そのための状況設定、生徒への働きかけが大変重要で、難度が高いと思いました。従来の指導とは異なる。
  • ・inputがi+1で丁度良いならば、outputはi-2くらい、ということ また、中学以降どのようにコミュニケーション力が育つように働きかけ、伸ばしていくかを学べてよかったです。


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