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第1回 研究会レポート
上智大学・ベネッセ英語教育シンポジウム2022オンライン開催報告(速報)
「英語の授業・学習においてどのようにICTを活用していけるか」


【第1部 調査報告・討論】
新課程における学校でのICTの活用状況と今後どうあるべきか‐英語教育から考える‐

発表者・登壇者:根岸 雅史(東京外国語大学)/ 金森 強(文教大学)/
和泉 伸一(上智大学)/ 酒井 英樹(信州大学)/ 岡部 悟志(ベネッセ教育総合研究所)



【第2部 実践研究】
英語の授業・学習においてどのようにICTを活用していけるか

1 実践報告
言語活動を行う中でのICTを活用した実践と資質能力の育成

発表者・登壇者:俣野 知里(京都市立二条城北小学校)/ 酒井 英樹(信州大学)

2 実践研究
「論理・表現」でICTを活用して書く意欲を高めるには

発表者・登壇者:工藤 洋路(玉川大学)/ 津久井 貴之(群馬大学/大妻中学高等学校)
長沼 君主(東海大学)


参加者の皆様の声

アンケートから「シンポジウムで一番心に残った気づきや学び」
 「これから取り組もうと思ったこと」を一部ご紹介します。


  • ・Information and Communication Technologyというが、やはり人間が言語を使っていくときの意義はCommunicationであり、そのためには、教育する立場の人はmeaning-focused feedbackについてどういうタイミングで、どういうレベルで、どんな方法で行っていくかということを考える必要があるということ。(小学校教員)
  • ・目指す目標をしっかり決めてICTを活用する、ということと、最後に和泉先生がおっしゃった「授業は先生(人間)で成り立っている。生徒にとって最大の教育環境は教師である。」ということです。授業でデジタル教科書、デジタル教材、接続環境等ICTに振り回されている部分があったので、冷静に目標を持って、ICTに振り回されず、常に生徒に向き合う授業をしていこうと思いました。(中学校教員)
  • ・活動の意味付け、動機付け、もっと生徒がワクワクしてしたくなるような課題の設定をより意識して、授業を組み立ていかなくてはいけないと感じました。手段としてのICTのことを考えれば考えるほど、本質的なものが見えてきた気がしました。大変参考になりました。ありがとうございました。(中高一貫校教員)
  • ・ICTを活用することによって、生徒の特性に合わせた学習が可能になること。また、生徒一人ひとりの取り組みの過程を見える化できること。(学生)
  • ・小学校の先生の授業実践で、小学生といえども、すでに自分のなりの学習のしかたの好みが表れてきており、ICTをうまく活用することで、その個人の嗜好にあわせていける可能性が広がるということに、自分でもはっとしました。(民間企業)


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